コンテナハウスはカフェにもピッタリ!自分の理想のカフェを実現しよう

理想のカフェをオープンさせるために、場所を決めた。
どんなコンセプトにするのかもバッチリ決まっている。
残る問題はただひとつ。
カフェのコンセプトを表現する理想の物件がなかなか見つからないこと!

カフェ開業の夢を叶えるまであと一歩。コンセプトを最大限に表現するために、店内や外装もしっかりとこだわりたいですよね。

理想のカフェを叶えるために、コンセプトをしっかりと表現した、見ただけで「このお店!」と分かるような印象的な佇まいの建物。そんな建物を、一から建てるよりもリーズナブルに建てられる「コンテナハウス」が人気を集めています。

コンテナハウスは店舗に限らず、住まいやオフィスなどにも活用されていますが、コンテナハウスで作るカフェはメリットが多くおすすめです。

なにより店舗の建築費用や賃料を抑えて開業することは、飲食店の成功の近道のひとつでもあります。

今回は、コンテナハウスでどのようなカフェがあるのかを、実例とともに紹介します。理想のカフェがコンテナハウスできっと実現できるはずです!

そもそもコンテナハウスってなに?

コンテナハウスは、建築用のコンテナで作られた建築物のことです。

コンテナというと、輸送コンテナをイメージする人も多いかもしれませんが、輸送コンテナは強度などが建築基準法に適合しないため、ほとんどの場合において建物としては使用できません。

建築用のコンテナなら壁面を大きな窓にしたり、ウッドデッキなどを付けて入り口をおしゃれにしたりといったことも可能です。

コンテナハウスのサイズは、輸送しやすいように輸送コンテナと同じ20フィートサイズと40フィートサイズの2種類が基本です。

モジュール同士を横につなげたり、積み重ねたりして、建物全体のサイズや形状をカスタマイズできます。

コンテナ自体が低価格なことや工期が短期間で済むため、店舗を一から建てるよりもリーズナブルで、住まいや美容室、オフィスなどとして幅広く利用されています。

コンテナハウスの性能は一般住宅と変わらない

コンテナハウスはただの鉄の箱と同じ、なんて思ってる人もいるのではないでしょうか。

たしかに、倉庫利用など、コンテナハウスになにも断熱処理しなければ、日に当たれば熱くなり、冬は冷え切ってしまいます。

ですが、適切な断熱処理をすれば、一般の住宅と変わらないような断熱性能が得られます。壁や床にどういった断熱処理をするかはメーカーによっても異なるので、詳しくは業者やメーカーに相談してみましょう。

断熱の他に、防音対策がされているコンテナハウスもあります。費用はかかりますが、店内で大きめの音で音楽を流すとか、小さなライブ演奏ができるカフェなども開けるかもしれません。

コンテナハウスだからといって、自分の理想やしたいことを諦めたりする必要はまったくないのです。

コンテナハウスでカフェを開くメリットやデメリットは?

コンテナハウスを使ったカフェには、どのようなメリットやデメリットはあるのでしょうか?

コンテナハウスでカフェを開くメリット

自分の理想のカフェを、どのような外観にするかはとても大切です。

人目を引くコンテナハウスは、自然と行き交う人たちの目にとまり集客に役立ちます。写真映えする外観なら、客がSNSに投稿して拡散してくれることもあるでしょう。コンテナハウスのカフェというだけで、自然とクチコミが拡がることも期待できるかもしれません。

コンテナハウスは工場で製造し、完成した建物を現地に運びます。そのため工期が短縮され、費用も抑えられるでしょう。コンテナハウスなら夢のカフェ開業がよりリーズナブルに実現できます。

形やサイズが決まっているコンテナハウスは空間のイメージがしやすく、カフェの厨房機器や食材冷蔵庫などの什器の場所、店員や客の動線などの検討がわかりやすくなります。

金属製のコンテナハウスは冷たくハードなイメージかもしれませんが、外観や室内のデザインにはさまざまな建材が利用できます。そのため、あえて金属感を出した硬く重い印象にすることも、ウッディやナチュラル感のある優しい印象にすることも思いのまま。

カフェをオープンしたものの、客が来ない……、カフェのコンセプトと合わない客層だった……ということも。コンテナハウスなら、設置した後でも運んで再設置できるので、カフェまるごと引越しすることもできます。

また、オープンにあたって、最初はリスクを抑えて小さい店舗からスタートし、軌道に乗ってきたらコンテナを増やして2階建てにしたり、並べて店舗を広くしたりといったこともでき、臨機応変に対応できるのもコンテナハウスの魅力でしょう。

コンテナハウスでカフェを開くデメリット

魅力の多いコンテナハウスですが、デメリットもあります。建ててから後悔しないように、デメリットもきちんと理解しておきましょう。

コンテナハウスのフレーム枠は形が決まっているので、円型や曲線など特徴的なデザインにすることはできません。そのようなデザインのカフェにしたい場合は、残念ながらコンテナハウスは候補から外れることになります。

断熱材や防音対策を行うことで、コンテナハウスは一般住宅と変わらない居住性になります。しかし、大きな窓を壁いっぱいに取り付けるなど一般住宅にはあまりない作りにしてしまうと、熱気や冷気を通しやすくなり断熱効果が薄れる場合もあります。

また、カフェのコンセプトにもよりますが、細長い長方形の空間はカフェっぽくないという印象を持たれてしまうことも。

ローコストで建てられるコンテナハウスであっても、あれもこれもと詰め込みすぎると、場合によっては一から建設するよりも費用がかかってしまうこともあるので、トータルコストをしっかりと考え、計画的に進めるようにしましょう。

こんなカフェも!コンテナハウスカフェ事例

カフェカウンター 犬

ここからは、実際にコンテナハウスを使ったおしゃれで個性的なカフェをご紹介します。

自分で開くカフェを想像しながら参考にしてみてください。

外観の重厚感とウッディな店内がおしゃれなコントラスト

栃木県佐野市にある「411 COFFEE LAB.」は、4台の20フィートコンテナを使ったコーヒースタンドで、株式会社 コンテナハウス2040.jpが手がけました。

外観はブラックで、コンテナのメタル感が重厚感を醸し出しています。入り口は全面ガラス窓。明るく開放的で思わず入ってみたくなるような店構えです。

一転して、店内はウッディなデザインで自然の中にいるような雰囲気に。テラス席もあり、青空の下で美味しいコーヒーやおしゃれなランチを楽しめます。

スペシャリティコーヒー豆を使ったコーヒーを始めとする多くのドリンクメニューに、ランチボックスやスイーツなども!店内のおしゃれな空間で、ゆっくり美味しいコーヒーを飲みながらリラックスした時間を過ごせそうですね!

<参考: 「411 COFFEE LAB.」 IN TOCHIGI >

オレンジのコンテナが目を引く優しいご夫婦が営むカフェ

東京都杉並区にある「カフェ・ビシュエ」は、株式会社 アイディーエムが手がけた、優しいご夫婦が営むコンテナハウスのカフェ。

吉祥寺で26年カフェを経営し、コンテナハウスに魅力を感じていたこともあって自宅の一角に移転オープン。外観は目を引くオレンジ色。建設時から注目され、声をかけられる機会も多く、目立つのでお店を見つけやすいと評判とのこと。

内装は梁やブレースを出してコンテナらしさを残しながら、白を基調とした落ち着く雰囲気を出しています。

女性だけでなく、こだわりのコーヒーやコンテナハウスに惹かれたのか男性客も多いそうです。メニューは、コーヒーの他にケーキやクッキーなどを取り揃えています。

店内は地域密着の温かい雰囲気で、ついつい通いたくなってしまいますね!

<参考: 「杉並のおうちカフェ カフェ・ビシュエ」 >

日本初のコンテナビル!おしゃれな空間で横浜らしさも演出

横浜市中区にある「カフェ ル・アーヴル」があるのは日本初のコンテナビルの4階。

港町横浜。ビルが建つのは商店街のど真ん中で、しかもコンテナ・鉄骨混合造ビルは日本初だそうです。

カフェの内観は、入り口付近はコンクリートと木目調のデザインで防波堤をイメージし、奥のカフェスペースはレンガとコンテナで港をイメージ。壁には世界で活躍する画家 AYUMIさんの絵が描かれたおしゃれな空間です。

コンテナ部分はトイレとして後付けで溶接したもの。店内のデザインとマッチしつつインパクトがあります。

渡仏経験のあるパティシエが腕を振るう1番人気の四角いシュークリームやおしゃれでかわいいケーキ、ランチメニューも充実。おしゃれな街 横浜らしい空間で、素敵な時間を過ごせるはず!

<参考: 「カフェ ル・アーヴル」

大人から子どもまで楽しめる奈良県初のコンテナカフェ

奈良駅から徒歩4分の場所にある「cafe terrace kikinomori」は、株式会社K’sシステムが手がけた奈良県初のコンテナハウスカフェ&ダイニングバー。

建物の周りに植物がたくさん植えられ、駅近なのに自然の中にいるような雰囲気。植物とマッチした黒いシックなコンテナが存在感を醸し出しています。

店内は外観と打って変わって、ボタニカル調で木の温もりが感じられる温かい空間に。

お昼どきは、公園が近いこともあって家族連れで賑わい、晴れた日にはテラス席やルーフトップでの食事も楽しめます。新鮮な野菜たっぷりの「ききのもりランチ」が人気だそうです。

夜は雰囲気が一変し、黒いコンテナがライトアップされ大人の空間に。美味しいイタリアンやダイニングバーとしても利用できます。

シックな黒いコンテナと内観の落ち着いた雰囲気が、子どもから大人まで温かくもてなしてくれるぜひ行ってみたいお店ですね!

<参考:「cafe terrace kikinomori」

カフェだけじゃない!?夫婦2人の夢を叶えたコンテナショップ!

福岡県久留米市にある「23coffee」は修成工業が手がけたコンテナハウスです。

コンテナハウスはカフェだけかと思いきや、隣に併設されているのは奥様が経営する美容室。カフェはご主人、美容室は奥様が経営し、カラーやパーマの待ち時間にドリンクを無料提供することもあるそうです。夫婦の夢を同時に実現したコンテナハウスですね!

外観は白と黒を基調としたすっきりとしたデザインで、周りの風景ともマッチしています。

ハンギングチェアが置かれたテラス席と、筑後平野を一望できる2階にもテラス席が。駐車場や駐輪スペースもあるので、ドライブやサイクリングで寄るのもよさそうです。

室内はコンテナハウスであることを忘れてしまいそうな木と白を基調にしたおしゃれな空間です。カウンター席が4席とこぢんまりした店内ですが、リラックスして過ごせる雰囲気。

カフェメニューはご主人自慢のコーヒーや地元の野菜や果物を使ったピザやドリンク。ショーケースに並べられたピザが食欲をそそりますね!

夫婦の夢を実現したこだわりの空間で、家族の時間をより充実できるコンテナハウスです。

<参考: 「23coffee」 >

「スマートモデューロ」も検討候補に入れてみては?

スマートモデューロ内観

コンテナハウスを使ったカフェ経営を検討しているなら、「スマートモデューロ」も候補に入れてみてはどうでしょうか?

スマートモデューロ(以下、スマモ)は、建物を輸送できるようにコンテナハウスと同じ規格になっていますが、一般住宅の居住性に引けをとらない快適なムービングハウスです。

すべてに木材を使っているので温かみがあり、シンプルで目を引く外観もカフェ経営にぴったり。

6mサイズ、12mサイズのスマートモデューロと、3mサイズの「モデューロ」の3サイズがあり、連結してより広い室内にすることもできます。間取りやレイアウトもしやすく、理想の店内を実現するのにも向いているのではないでしょうか。

12mサイズを横に繋げてワンフロアの大きな空間にしたり、3つのスマモをHの形に連結させて渡り廊下のようにしたりと、まるでブロックを組み立てるように建物の形状を検討する人も多く、自由な発想で理想のカフェを実現できるでしょう。

高級住宅レベルの快適さで居心地抜群

スマモはその快適性と居心地抜群な空間が魅力です。

屋根、床、壁などは一般住宅の2倍の厚みがあり、窓は3重構造。夏は外からの熱が家の中に伝わりにくく、冬は外からの冷気を入りにくくしているため、室内が蒸し暑くなったり寒さで凍える心配もありません。

コロナ禍では屋内の換気機能も重視されますが、スマモは高性能な24時間換気システムが付いており、電気代も1カ月で50円ほどとリーズナブル。

高い防音性能で、スマモの室内入り口そばでピアノを弾いても、室外では人の話程度の音量にしか聞こえません。カフェでのライブ演奏や音楽を流しても安心ですね。

スマモとコンテナハウスの決定的な違いは、スマモがフレームから内装外装すべてに木材を使用していること。

そのため、木の香りが漂うリラックスした空間が生まれます。見た目も美しい木目調で、見ているだけでも心が和むはず。木材は、年月を重ねるごとに風合いが増すのも魅力です。

コンテナハウスと比べると費用がかさむ場合が多いのが、スマモのデメリットになるでしょう。その場合は、まずはレンタル利用から始めることもできます。店舗オープン時の初期費用を抑えるのにも役立つかもかもしれません。

性能や居心地、長期間に渡って使い続けることを考えれば、スマモもカフェ店舗の候補に入れる価値はあるはずです。

コンテナハウスで理想のカフェを実現しよう

自分のカフェをオープンするのに、既存のテナントに入ったり居抜きの店舗を見つけて、自分の理想の店内空間にするのもいいでしょう。

でも、せっかくなら外観にもこだわってみませんか?

コンテナハウスなら特徴的なデザインが目を引き、コンセプトに合わせたカスタマイズでカフェの雰囲気やイメージをしっかり表現できます。

自分の理想を実現するカフェ。ぜひコンテナハウスやスマモでその夢を現実のものにしてください!