2022.01.05

小型物置の選び方。サイズ・タイプ・用途・費用を詳しく解説。

室内に置くにはかさばるけれど、庭やベランダなどの屋外にそのまま置くのもためらってしまう。あなたの家にも、そんな収納に困ったものたちはありませんか？

扇風機やストーブ、クリスマスツリーなどの季節ものやアウトドア用品など…。部屋の片隅に置いたり、押し入れにしまったりすると、一つ一つが大きく、これらが集まることで生活スペースを圧迫しがちですよね。「もう少し、我が家に収納があれば…」と思ったことがある人は多くいるはずです。

そんな時、小さな物置があるととても便利！

そこで今回は、物置の中でも特に使いやすく、今使っている物置にプラスワンもしやすい「小型物置」について詳しく解説します。数ある中からおすすめの商品も紹介するので、ぜひ小型物置選びの参考にしてみてくださいね。

このサイズが、ちょうどいい。小型物置

小型物置はコンパクトで使いやすく、一般家庭にも多く普及されています。

実際にはどのようなものなのでしょうか。まずは、その概要や種類を解説していきます。

小型物置について

小型物置のサイズは、幅1m前後のものが基本。省スペースで狭い空間にも置けるので、一家に一台あると便利です。

また、価格も2〜4mの幅がある中・大型物置と比較すると約1/2の価格で購入できるものがほとんど。その割に収納力はしっかりあるため、コストパフォーマンス抜群です。各社で販売されている商品の費用感を見ると、中型が4〜13万程度、大型が13〜39万円程度なのに対し、小型物置は5,000〜8万円程度と、本体料金が10万円以下に収まるものが多いようです。

中には複数個用意し、用途別で使うことができます。中・大型物置を1個買うよりも、小型を2個用意し、荷物の種類別に格納する、というのは賢い方法ですよね。

小型物置の種類

一口に小型物置と言っても、以下のように様々な種類があります。用途によって形状などにも違いがあるので、「何を収納したいか」によって選び方を変えてみるのがいいでしょう。

簡易収納
タイヤ置き
ホームロッカー
ベンチストッカー

それぞれどのようなものなのか、については次項で詳しく触れていきます。

小型物置を用途別で詳しく紹介

小型物置には様々な種類があることを前述しました。それぞれ、詳しくチェックしていきましょう。

簡易収納

簡易収納は、最もスタンダードなタイプの物置です。雑多な道具を整理しておくなら、棚が付いているものを選ぶと便利。簡易収納は屋外に置くことが多いため、耐久性も重要です。雨風をしのげるように設計されたモデルを選ぶと良いと思います。

タイヤ置き

冬場に雪対策としてスタッドレスタイヤなどを使う場合、春先になったら次のシーズンまで置いておかなければなりません。タイヤはかなり場所を取りますし、むき出しに置いておくと雨風による劣化が心配です。そんな時には、タイヤ置きとして小型物置を使うのが便利です。

タイヤ置き用の小型収納は、大きなタイヤを出し入れしやすいように、入り口が広めに設計されています。購入の際は、タイヤが何本入るサイズか、確認しておくと困らないでしょう。

ホームロッカー

ホームロッカーは、窓の下や勝手口などの小さなスペースに置く物置です。農作業用の備品やガーデニング用品を入れておくことで、作業をスムーズに行うことができます。

ガーデニングでは、作業する場所が頻繁に変わることもあるでしょう。ホームロッカーは小型物置の中でもさらに小さく、軽量で持ち運びしやすいという利点があります。この特徴を活かし、いつでも作業しやすい場所に置くことができます。

ベンチストッカー

ベンチストッカーは、椅子のように腰掛けることができる小型収納です。シンプルな作りになっており、天板をつけることで座ることが可能。椅子と物置、2つの用途で使えるのが嬉しいポイントです。

座ることを念頭に置いているので、高さ調整できる製品も。キャンプなどのアウトドア用品を入れて一緒に持って行くと便利かもしれません。

さらに、2台並べてつなぐことで広いベンチにできる商品もあります。「ただ物置を置いてかさばるならば、他の使い道も欲しい！」という人におすすめです。

ただ収納できるだけではない！チェックしておきたい性能

施錠された扉

小型物置を購入する際は、その性能にも注目しましょう。最近では、様々な機能性を持つ商品が登場しています。自身の用途によって、性能にも着目しながら、合うものを選びたいですよね。

鍵付き

物置は基本的に屋外に置くものです。そのため、貴重なものを収納する場合は盗難が心配です。また、子供が手を触れないようにしたいものなどを入れておくとなると、それも不安でしょう。そんな時には、鍵付き物置が大活躍です。

鍵を付けたからといって100%安心ということではありませんが、鍵が付いていれば屋外に置く際にも安心です。

スチール製

近年の小型物置は、大半がスチール製です。木製のものもありますが、スチール製の方が圧倒的に耐久性は高くなっています。定期的なメンテナンスが面倒な人は、このスチール製を選ぶといいでしょう。

またスチール製の製品は加工やデザインをしやすいのもポイント。カラー展開が豊富なので、自分の好きな色を選ぶことができるはずです。

防水・防錆

外に置くのが基本となる物置は、防水・防錆であることが重要です。防水仕様であれば雨が降っても影響はありませんし、錆びにも強ければ長く使っていくことができます。購入を考えている小型物置にこれらの性能が備わっているか、ぜひ確認しておきましょう。

小型物置を設置するために必要な準備は？

小型物置を設置する際には、あらかじめ準備をしておかなければなりません。以下のポイントを確認しておいてください。

設置のために必要なこと

まず、設置をする場合には、場所を決めなければなりません。小型物置が安定しておけるように、水平な場所を探しましょう。

土の上に置くのであれば土をある程度ならし、その上にブロックを置きます。砂利の場合は置く周辺の砂利を払い、土をならした上でブロックを設置しましょう。ブロックを置いたら水平になっているかどうかを確認し、その上に物置を組み立てます。

一方、アスファルトの上に置く場合は、もともと平らなので慎重に地盤のバランスを整える必要はありません。ただ、傾斜がないかどうかはチェックしておきましょう。

設置にかかる費用

小型物置は本体価格はさほど高くありませんが、場合によっては設置のための料金が別途かかるので、注意しましょう。設置にかかる費用の相場は、物置の大きさや置く場所によって異なりますが、以下を参考にしてください。

組み立て費用：25,000円程度
アンカー工事費用：2,000〜10,000円程度
転圧工事費用：25,000円程度

このように、場合によってはトータルで数万円程の設置費用がかかることがあるので、購入を決める際の検討材料にしてくださいね。

大切なものを収納するなら「モデューロ」もおすすめ

「大切なものを丁寧に収納したい！」という人にとっては、「モデューロ」という選択肢もおすすめです。「モデューロ」とは、どのようなものなのでしょうか。

モデューロとは

「モデューロ」は、老舗建築資材サプライヤーの株式会社吉銘が製造・販売する高級木造コンパクトハウス。3m四方のサイズで、組み上がった状態で現地に輸送が可能なので、簡単に設置できるのが特徴です。

物置のように道具の置き場として使用するのはもちろん、居住性の高さから中に入って離れやリモートワークの仕事場所としても活用できます。

あらわし構造で高い通気性

あらわし構造というのは、通常住宅の柱は仕上げ材などで隠してしまうところ、あえて露出させたままにすること。そのため、通気性が良く、湿気がこもりにくいためカビができにくくなっています。また、24時間換気機能が付いており、常に新鮮な空気が室内を循環します。したがって、大切なものを保管するのにぴったりな空間と言えるでしょう。

耐久性も抜群

窓には三重ガラスを使用しています。また、屋根や外壁にはガルバリウム鋼板という素材を使用。これにより耐久性に優れ、「100年以上の耐用年数」が実現しています。人が住んでも問題ない空間は、大切にあなたの荷物を守ってくれるはずです。

こだわりの高級木材を使用

「モデューロ」は、素材にこだわって作られています。ベースとなるのは木材で、製造を担当するのは先ほど紹介した創業70年の老舗建築資材サプライヤー・吉銘。高品質の木材を使用しており、木のぬくもりを感じる魅力的な空間に仕上がっています。

購入を迷う方にはレンタルがおすすめ

「モデューロ」は物置にもなる魅力的な空間ですが、「どんなものなのかわからないと使うのをためらってしまう…」ということもあるでしょう。したがって、よく考えてから決めたいものです。

そんな人も安心。「モデューロ」はレンタルが可能です。月額22,000円から借りられるので、「とりあえず試したい」「一時的に物置スペースが必要」という場合は、まずはレンタルを検討してみてください(※レンタルの場合、36ヶ月が最低契約期間です)。

モデューロの詳細は、「趣味部屋にピッタリ！3mタイプの「スマモ」で自分だけの幸せ空間」の記事を参考にしてくださいね。

小型物置を活用して生活スペースを拡げよう！

今回は、小型物置について紹介してきました。一口に小型物置と言ってもそのタイプは様々で、用途によって選ぶことが大切です。場所を取る割に年に数回しか使わず、保管に困っているものも小型物置を使えばスッキリ収納できるでしょう。

野ざらしにするよりも小型物置に入れた方が劣化しにくいですし、盗難などのリスクも少なくなります。また、普通の物置よりもリーズナブルなのが小型の魅力。荷物の置き場に困っているという人は、ぜひ一度利用を検討してみてくださいね。

# スマートモデューロ

著者

あーちゃむ

編集制作会社にて本や雑誌の編集、またライターとして書籍の原稿執筆の経験を積みました。退社後はフリーライターとして多くのWebサイト記事を執筆中。

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