オートキャンプ場は、自分がテントを立てる場所まで車で乗り入れられるから、設営が楽だよね。キャンプ場は駐車場が別になっている。
キャンプ場、オートキャンプ場のどちらも、「フリーサイト」と「区画サイト」という運営の仕方がある。
フリーサイトは文字通り、好きな場所にテントが立てられて自由度は高いけれど、混んでいるときはキャンプ場がぎゅうぎゅうになることもあるよ。
「区画サイト」のほうは、グループごとの場所をあらかじめ区切ってくれているよ。
宿泊施設があるキャンプ場もあるよ。家電も水回りも備わった一戸建てが「コテージ」、部屋があるだけで水回りがない宿泊小屋が「バンガロー」、「コテージ」と「バンガロー」の間が「ロッジ」なんだって。
ひとことにキャンプ場といってもいろいろあるね！

「グランピング」と聞くと、おしゃれなドームテントや、サイド部分が立ち上がって鈴のような形をしたベルテントの中に、ソファがあってゆったりくつろぐ、といったイメージがあるよね！
「グランピング」は、英語で「豪華な」「魅力的な」を意味するGlamorous（グラマラス）とCamping（キャンピング）を合わせた言葉だよ。
泊まる場所が常設で用意されていてテントを設営する必要がなくて、BBQの食材や道具も用意されていて、気軽にアウトドア体験ができて、同時にベッドやエアコンもあったりして、快適でラグジュアリーな宿泊体験もできる、いいとこどりのキャンプスタイルが「グランピング」なんだ。

トレーラーハウスは、車でけん引できる家のことだよ。作りが頑丈で、断熱性も高く、大自然の中でも安心して過ごせるから、グランピング施設として人気だよ。
トレーラーハウスは移動しやすく設置もしやすいから、運営する側にもメリットがあるね。トレーラーハウスはけん引してもらえないと移動できないから、自走はできないけれど、法律上は車両扱いなんだ。建物扱いではないから、固定資産税や不動産取得税がかからないんだって。

「木が僕らにいい影響をもたらしてくれるけど、そうしょっちゅう森に行けるわけではないから、できるだけ生活に木をとりいれて木の恩恵を受けよう！」という工夫をとにかくプレゼンしたい僕だけど、思い切って日常を離れて自然を満喫できるキャンプ場って、とてもぜいたくな体験ができる素晴らしい場所だよね！
いろいろなキャンプ場があるから、その中で選ばれるキャンプ場にするためには、ターゲットが何を求めているかを深堀りして、コンセプトを明確にすることが大切だね！
キャンプ場を選ぶ際はネットで調べるから、HPでどんな写真とどんな言葉で伝えるか、というところを意識して具体化していくのもいいね。

キャンプ場運営と聞くと、「冬場はどうするの？」という疑問がまず浮かぶよね。冬＝オフシーズンというイメージが強いけど、冬キャンプには冬キャンプのよさがある。空気が澄んでいて星空がきれいに見えたり、虫が少なかったり、焚き火ができたり、アウトドアサウナもいいね。
冬場のような、閑散期にどう集客するか、ということを計画段階でしっかり考えておくことが大切だね。
ちなみに、お客さんの少ない時期にキャンプ場の人が暇かというとそうではなくて、ほかの季節と同じくらい忙しいんだって！
オフシーズンは、整備期間として重要な時期で、オンシーズンにはできない修繕作業を行っているそうだよ。きちんと整備されていると、使う人も安心して過ごせるから、大事な仕事だね！